航空宇宙学会 第68回構造強度に関する講演会に参加してきました。

航空機や宇宙機の構造設計に対する知識や最新研究の知見アップデートのため、航空宇宙学会の講演会に参加してきました。場所は滋賀県大津市の琵琶湖の畔にある会場。将来宇宙輸送システム(再使用ロケット)の構造設計や超音速旅客機のソニックブーム(衝撃波による大音響)に関する研究についての講演など有り、また懇意にさせて頂いている大学の先生にもお会いでき、非常に刺激的で有意義な講演会でした。

さて、表題とはあまり関係ないですが、琵琶湖はいつ来ても癒されます。学生時代は自転車やバイクで回ったり、鳥人間に青春をかけたりと色々お世話になりました。写真は北向きに琵琶湖を撮ったものですが、遠くにうっすら琵琶湖大橋が見えます。遊覧船の左あたりを拡大すると見えませんか。地図で確認すると会場から15㎞以上あるようですが、意外と見えるものですね。ちなみに琵琶湖大橋の高さを調べると最高部が26mほどある様です。地球の曲率半径をR(6370km)、目線の高さをhとすると、水平線までの距離Xは、三平方の定理より(R+h)22=X2+R2, 式を展開してXについて整理すると、X≒√(2Rh)となり、Xが求められます。高さ26mの橋の頂点からだと約18㎞先まで見えるはずです。湖岸からの視点だと目線の高さは水面から3mくらいはあるので6㎞先の水面まで見えることになります。両者を足し合わせると24㎞先からでも理論上は橋のてっぺんがギリギリ見通せることになります。実際の写真で見ても橋脚の上半分くらいまで見えており、空気が澄んでて天気が良ければ15kmくらい離れてても橋は湖岸から見通せることが分かります。(光の屈折の影響がやや気になるところですが。。)。ちなみに琵琶湖の奥行きは大津の会場から琵琶湖大橋までの距離の4倍以上あり、見えている範囲以上に琵琶湖はずっと奥まで続いていて非常に広大なことが分かります。地球が平らならもっと奥まで見通せそうですがやはり地球は丸いようです。地球の曲率が分からないけど地球(海面)は丸いはずというのは船乗りには昔から知られていたようですし、太陽や月は丸いのだから地球も丸いはず!という強い信念のもと上記の式を逆に使えば(地道に橋までの距離Xを測ってRについて解けば)、地球の直径が13000kmくらい、1周4万キロくらいの球だと計算で一応求まります。そうなるとそもそも地球はなぜ丸いのだろうか。互いにモノとモノが引き合って一番落ち着く形が球であって、みんな地球の中心に向かって引っ張られている。月も例外でなければ地球に落ちてきてもよさそうなのに落ちてこないのはなぜか。地球の中心に対して円周方向に一定以上の速度があると落ちた先に地面がないのでぐるぐる地球の周りをまわることができるのか、なら秒速8㎞くらいでモノを放り投げたら地球の周りをぐるぐる回って落ちてこなくなるんじゃないか→ロケット、人工衛星の発明に至る。ちょっと強引ですが航空宇宙の話題に戻ってきましたね。。

北の水平線上にうっすらと琵琶湖大橋を臨む